はじめに:一年前に完走したアニメを、今また観てしまった話
『魔道祖師』のアニメBlu-rayは、実は発売日に買っていました。
でも感情が爆発して、ちゃんと語れるようになるまで時間が必要で……気づけば1年。
最近、ラジオドラマの完結編が発売間近ということで、
久しぶりにアニメを見直してみたら、感情が再発火。
今さらかもしれないけど、ちょっと落ち着いた今なら書けそうだったので、
Blu-rayについて改めてまとめておこうと思います。
魔道祖師アニメBlu-ray 3巻+おまけの紹介
前塵編(ぜんじんへん)|出会いから始まる感情爆弾
魏無羨と藍忘機の出会いが描かれる、シリーズの“静かな導火線”。
まだ感情の形すら知らないふたりが、
言葉少なに交差して、距離を測って、
それでもどこか引かれあってしまう不穏な空気がたまらない。
知ってる人は知ってる。
「ここから全部はじまった」っていう、尊さが静かに押し寄せてくる。
表情ひとつ、沈黙ひとつで、
のちのち供養用ブーメランになる伏線が散りばめられていて、
今見ると全部つらい。
「この頃のふたり、まだ何も知らないのか…」って思うだけで爆発。
そしてここはまだ、“始まり”。
だけどすでに、“終わり”の気配を感じさせるのが前塵編。
前塵編 Blu-ray|出会いから始まる感情爆弾
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羨雲編(せんうんへん)|因縁と記憶に削られる時間
過去パートが本格化。
これまで静かに積み上げられてきた感情が、ここで一気に暴れ出す。
もう本当にしんどい。
でも見る。
やっぱりしんどい。
でもまた見る。
これを延々繰り返すのが羨雲編。
ふたりの記憶と因縁が折り重なって、
感情を削るカミソリがあらゆる所に仕込まれてます。※要注意
羨雲編 Blu-ray|因縁と記憶に削られる時間
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完結編(かんけつへん)|最後の答えは、やっぱり沼周回
過去も真相も全部明かされて、やっと物語が終わるはずなのに、
なんか全然終わらない。
「報われた……でも……また最初から観よ」っていう無限ループ入口がここ。
魏無羨の全部を知って、それでも藍忘機が隣に立つ展開、
静かすぎて逆にしんどい。
戦いもあるけど、それよりふたりの目線のほうが刺さる。
演出がずっと優しいのに、なぜか泣かせにくる。ずるい。
本来ならラストシーンで「ありがとう魔道祖師」ってなるはずなのに、
気づけばまたBlu-rayの一巻を手に取ってる。
完結どころか、感情がフルチャージされて新周回が始まるやつ。
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魔道祖師Q(番外編)|笑って癒されて、泣いて終わる
「本編で燃え尽きた心を、さらに蒸し焼きにしてくる。」
Qは番外編じゃない、本編の裏にある感情補完装置
とにかく観てほしい。
でも本編を観たあとに観て。絶対に。
あのちびキャラたちに心臓握られる覚悟がないなら、まだ早い。
ギャグで笑って、かわいさに癒されて、
そして何でもない一言に泣く。
Qはそういう作品です。
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まとめ:魔道祖師Blu-rayは心の常備薬です。
配信で観て、それだけで済むと思ってたのに、気づいたらBlu-rayが棚にあった。
「一生好きかも」って思った時点で、そばにないとちょっと不安になってたんだと思う。
もう内容は全部知ってる。
それでも、ある日突然「あのシーン観たい」ってなる。
観るかどうかは別として、すぐに再生できるってだけで、けっこう落ち着く。
記念とか保存用とか、そういう理由もあるけど、
一番の理由はたぶん、「ここにあってほしい」ってだけ。
とりあえず、ここにあるのは正解。
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