『4月Renta!で無期限レンタした“コレクション案件”作品』

今月のおすすめ

毎月Rentaで読んだ中から「これはもう紙で迎えるやつ」と思った“コレクション案件”だけを記録してます。

静かに刺さった作品、じんわり泣いたやつ、ちゃんと供養しておきたいタイトルの備忘録。

※春ですね、春虎くんですね。沼に沈んだ私の情緒が見た幻覚です(イメージ画像です)

ちょっと待とうよ、春虎くん/気づいたら紙で迎えてた

Renta!の続刊配信お知らせ通知で見つけた2巻。

「あれ、こんなの……読んだことあったかな?」

正直、表紙の雰囲気だけで「好みじゃないかも」と思ってスルーしかけたけど、

作品ページを開いたら“無期限レンタル済”のマーク。読んでた。しかも2年前。

あらすじみてみると、

ゲイだと学校で知られてからマスクで感情を隠しつつ、“いじられキャラ”を演じている高校2年生の粕と、新一年生のまっすぐで素直な春虎。

2人が寮の同室になって、お互いの距離が少しずつ近づいていく青春BL。

まったく記憶になし。

なので1巻を読み直してみた。なんとこれが完全に再評価案件でした。

ちゃんと心に残ります。やさしい雰囲気で、静かに感情にくる、なんかちょっと泣ける。

受けのキャラがふわっゆるっとしてて、いつもなら苦手なタイプなんだけど、この作品は全然あり。むしろ可愛い。

ちゃんと芯があるし、関係性も丁寧で、読んでて心があたたまりまくりです。

ということで、即2巻を無期限レンタル。

1巻よりさらにパワーアップしてた。

恋愛だけじゃなくて、家族や過去と向き合う描写が入ってて、テーマとしてはやや重め。

“優しいだけじゃない、強さと痛みが混ざった感情”に泣ける。ボロボロ泣ける。

特に、お母さんとのシーンは完全にやられた。

あれはもう無理だった。泣くとかじゃなくて、大号泣。防波堤決壊です。

読了後、泣きながら紙書籍をポチリ。

この作品は、手元に残しておきたくなるタイプのやつです。

ちょっと待とうよ、春虎くん

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